工業用ガラス事例
阪口文化堂の特殊ガラスは、様々な領域で採用されています。
ディスプレイ用ガラス
ノングレアガラス (低反射ガラス)
ノングレアガラスはガラスの表裏両面に細かい凹凸をつけ、ガラスに映像が映りこみにくくしたガラスです。
拡散により反射光がある程度平均化される為、局所的な眩しさは軽減されますが、全体的な反射率自体は普通のガラスと変わりません。
また凹凸による拡散効果は反射光だけでなく透過光も拡散させてし まいます。
この為額縁のように対象とほぼ密着させる用途でないとぼやけてしまい対象が見え難くなります。
【用途】液晶テレビ・屋外のLEDメッセージボードのカバーガラス・額縁
新幹線や鉄道などのモニターカバーガラス
厚みは、2mm・3mm・5mm

アミラン (反射防止ガラス)
ドイツ特殊硝子メーカー”SCHOTT A.G”より製造され硝子の両面を薄い透明皮膜で多層コートされた硝子です。
通常のガラス反射率8%から1%に減らした為、ディスプレイされた商品がはっきり近くにあるように見えます。
ヨーロッパでは60年代の美術館で額入り絵画や展示ケースに使用されて以来、現在も多方面で使用されています。
【用途】ディスプレイ用カバーガラス・メガネ・カメラレンズ・光学系部品
左:普通ガラス 右:反射防止ガラスAMIRAN