ケーススタディ

耐熱ガラスで炎のアートを

今回、書かせて頂く内容は炎を愉しんでいただける壁掛けガスストーブ『 FLRAME 』です。
このストーブには2種類のガラスが使われていて、印刷強化ガラスと耐熱ガラスが使われております。

『 壁掛けガスストーブのFLRAMEです。カッコいいですね。』

このストーブの歴史は1854年、英国人ジェームス・スミスが中心となって立ち上げた、世界で最も歴史のある薪ストーブブランドESSEから始まります。
FLRAME(フレーム)の前身であるESSE社のFirewall(ファイアーウォール)という製品が存在し、英国王室御用達の英国老舗暖炉メーカーESSE社が開発販売していましたが2021年にFirewallの生産中止が決まってしまい、ESSE社よりその製造販売許可を得て、日本製のストーブとして、『 FLRAME 』が誕生しました。
その壁掛けガスストーブ一番の特徴として、炎を見て愉しむ事の出来るストーブだと思います。実際に焚火をしているかのように、炎の揺らめきを自宅で愉しめるストーブなのです。
もう一つの特長として、徹底した環境への配慮と、高い美意識から生み出されている事です。
外側には気品あるブラックガラスが使用されていて、黒をより濃い黒にする為に、スモークガラスを使用し裏面側から黒色を強化印刷する事で、より濃いブラックガラスになっております。
炎の中央部分には耐熱ガラスが使用されていますので、熱割れすることなく揺れる炎を愉しんでいただけます。美しい外観はもちろんの事ですが、COなど不純物を二次燃焼することで、部屋の中でも安心して使用できる安全なガスストーブになっています。
煙突や電気配線を必要とせず、ガスコンセントのみで簡単に設置することができ、壁掛け式のため場所を取る事もありません。ガスの炎なのに揺らめく炎は、焚火をしているかのように強く優しい色を放ちます。その光は身体と心に癒しを与え、高級感のある外観は、リビングや書斎、玄関ホール、オフィスなど場所を選びません、洗練された美しさと温もり癒しをもたらしてくれるでしょう。

『事務所に飾られている FLRAME 揺らめく炎が心と体を癒してくれます』

この製品に使用されているガラス
【印刷強化ガラス】
強化印刷ガラスとは、ガラス印刷後にガラスの軟化温度付近まで高温加熱することにより、その表面に印刷されている塗料のガラスフリットと顔料が融着することにより強靭な印刷膜となります。その際に強化処理もされるので、ガラスは耐熱温度も上がります。
【耐熱ガラス】
ネオセラムとは、最高使用温度700度の耐熱ガラスです。
熱変化による膨張が極めて小さいため「急熱急冷に強い」特性をもち、直火で加熱して水をかけても割れないほど高温やサーマルショックに強い特性を持っています。また、ネオセラムは、IHクッキングヒーターのトッププレート、ガスストーブや薪ストーブなどにも使われています。

この製品についてご興味のある方は
発売元:FLRAME 〒650-0027  神戸市中央区中町通4-1-15
https://flrame.jp/

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