基板用ガラス
コーニング イーグルXG(無アルカリガラス)
TFT-LCD(カラー液晶)用途に使用されているガラスでアルカリ成分をほとんど含まず、低膨張率、高耐熱性等、安定した特長をもつガラスです。
コーニング社の「イーグルXG」は従来の「イーグル2000」の高い性能を受け継ぎ、ヒ素、アンチモン、バリウム、およびハロゲン化合物を含まない環境に配慮したLCDパネル用ガラス基板です。
コーニング社 無アルカリガラス 特性比較表 | ||||
単位 | EAGLE XG | EAGLE 2000 | #1737 | |
製造方法 | - | フュージョン法 | フュージョン法 | フュージョン法 |
密 度 | g /cm3 | 2.38 | 2.31 | 2.54 |
熱膨張係数 | ×10 -7/℃ | 31.7 | 31.8 | 37.8 |
歪点温度 | ℃ | 669 | 667 | 667 |
ヤング率 | Mpsi | 10.7 | 10.4 | 10.4 |
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ショットD263
鉄分の少ない原料を溶融することにより製造された極めて透明なホウケイ酸ガラス。アルカリの含有量が少なく、化学的耐久性にも優れています。
詳しくはこちらへ。SCHOTT AG
※AF45とD263が併記されたカタログです。
ショット テンパックスフロート
TEMPAX Float®は一般的なソーダガラスに比べ熱膨張係数が小さく、あらゆる分野で優れた耐熱性を発揮致します。
またその両面は、フロート製法により平坦で平滑な表面に仕上げられ、高い光透過率と光学的歪の少ない非常に優れた光学品質を持った「低膨張ホウケイ酸塩ガラス」です。
*2006年に製造中止になった米国コーニング社#7740パイレックスの耐熱相当品として広く流通しております。
詳しくはこちらへ。テンパックス フロート®
テンパックス強化ガラス
上述のテンパックスフロート板に強化処理(焼入れ処理)を施すことにより、未強化品に比べ耐圧強度・耐熱衝撃性が2倍程度高くなります。
耐熱特性 | ||
耐熱温度 | 最高使用 | 290℃ |
常用使用 | 260℃ | |
耐熱衝撃温度 | 強化品 | 250℃ |
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