ケーススタディ

『見えずらい』を防ぐ低反射/無反射ガラスのお話(前編)

町を歩けば、どこにでもガラスは使用されています。

お店の窓やドアガラス、ショーウィンドウにも、ガラスが使われておりますが、鏡のように周りの景色が映り込んでいる事があります。これはガラス表面が平らでツルツルしている為に、光が反射して物が映り込んでしまうのです。

このような反射を抑える、ガラスのご紹介です。

ガラスの反射を防ぐガラスには、低反射ガラスや無反射ガラスと言うガラスがありますが実際には全ての反射を無くすことはできませんが、軽減させる事は可能です。

良く見かけるのは、パソコンやタブレットの液晶画面に貼るタイプでモニターへの映り込みを拡散する事で、映り込みを抑え見やすくするガラスで、無反射ガラスと言います。

【無反射ガラス

このガラスにはガラス表面を加工して凹凸を付ける事で、画像の様に表面はスリガラスの様になりますが、密着させるとクリアな状態になり、反射も抑え綺麗にみる事ができます。

【低反射ガラス】
それとは別に、ガラスを透過している状態で、反射を抑える事の出来るガラスもあります。これを低反射ガラスといい、ガラス両側の表面に特殊コーテイングを施しているガラスで、反射を軽減する事ができ、博物館や高級ブティックなどのショーウィンドウにも使用されております。反射を抑える事で、展示された絵画や調度品をクリアに見る事ができます。

もし、博物館や美術館でガラスを感じない程、綺麗に見える時は、低反射ガラスを使用されているかもしれません、普通のガラスと比較してみてください。

次回、低反射ガラスで複層ガラスに

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